このページは,立教大学 経済学部 政治経済学2の2013年度の成績評価の総評のページです。
各個人の点数,順位,偏差値については,Blackboardの成績センターをご覧ください。
受験者数は31人でした。期末試験(72点満点)の最高点は54点,最低点は12点,平均点は34.9点,中央値(メディアン)は33点でした。なお,平均点では小数点第二位が四捨五入されています(以下同じ)。また,平均点と中央値とでは期末試験非受験者は除外されています(以下同じ)。
最高 | 最低 | 平均 | 中央 | |
---|---|---|---|---|
試験合計(72点満点) | 54 | 12 | 34.9 | 33 |
[1]労働と所有(18点満点) | 18 | 3 | 9.6 | 9 |
[2] 利潤率均等化と銀行制度(18点満点) | 16 | 2 | 9.4 | 9 |
[3]世界市場形成と現実資本(18点満点) | 18 | 0 | 8.2 | 8 |
[4]株式会社理論史(18点満点) | 18 | 0 | 7.8 | 8 |
以上,期末試験のみの結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです。
ビデオを観ての授業内小レポート(8点満点)は4回行なわれました(合計32点満点)。採点ポイントは以下の通り。
詳しくは以下のページをご覧下さい。
各小レポートの平均点(レポート未提出者および定期試験未受験者は除く)は以下の通り(小数点第二位四捨五入)。レポート提出者数(人)は実際の提出者の中から定期試験未受験者を除いたもの(平均計算の際の分母)。ただし[]の中に参考値として実際の提出者の人数を出した。
レポート提出者数(人)[実際の提出者数(人)] | 平均点(点) | |
---|---|---|
グローバル企業の租税回避(12月10日) | 23[24] | 5.8 |
トップ光学機器メーカーの不正会計(01月07日) | 25[26] | 5.4 |
鉄道事故と法人罰(01月14日) | 27[28] | 4.4 |
サブプライム問題(01月21日) | 26[27] | 5.2 |
ボーナス点として,冬季休暇を想定して,レポート(15点満点)を課しました。採点ポイントは以下の通り(重要なもの順)。
冬季休暇時のレポートの提出者数は8人(すべて定期試験受験者),最高点は14点,最低点は4点,平均点は9.1点でした。
授業内レポートを課していない回には,随時,リアクションペーパーを受け付けていました。リアクションペーパー提出には最大3点のボーナス点を加点しました。
リアクションペーパーについては,厳格な採点基準はありませんが,参考として以下のページをご覧下さい。
3点満点のリアクションペーパーの平均点等を掲載するのは無意味なので,その提出者数だけグラフで掲示しておきます(提出者数の中には定期試験不受験者も含まれています)。
成績評価は,(1)上記試験点数(72点満点)に,(2)ビデオを観ての授業内小レポート点数(各8点満点,合計32点満点)を加算したもの(合計104点満点)に基づいて行なわれました(試験点数の割合が約69.2%,小レポート点数の割合が約30.8%)。この104点満点に,ボーナス点として,(3)冬季休暇時のレポート点数と(4)リアクションペーパー点数とを加算しました。
以上の合計点は以下の通りです。
最大 | 最小 | 平均 | 中央 | |
---|---|---|---|---|
総計(104点満点プラスアルファ) | 108.5 | 16.5 | 63.2 | 67 |
底上げ措置は行いませんでした。
例外的な救済措置として,上記[試験点数+平常点]の総計が
に切り上げしました。
以上,試験点数+平常点の結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです(なお,小数点以下は切り捨てています)。
点数 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
S | 4 | 8.9% |
A | 6 | 13.3% |
B | 9 | 20.0% |
C | 7 | 15.6% |
D | 5 | 11.1% |
X(試験不受験者) | 14 | 31.1% |
定期試験については,[3],[4]と進むのに連れて平均点がやや低くなっています。これは,[1]から順に試験解答を解いていくと,時間切れ等により[3],[4]を白紙で出す者が多くなるということが一因でしょう。また,[4]については,そもそも組織への株主集中の時代の話であるということを理解していないと,点数が非常に低くなるとういことが一因でしょう。各問の標準偏差を計算すると,[1]が3.7,[2]が3.6,[3]が6.1,[4]が6.2となっている(3および4の偏差が大きい)ということが,それを示しています。