1. 期末試験そのものの結果

期末試験

受験者数は43人でした。期末試験(1問18点,計72点満点)の最高点は68点,最低点は6点,平均点は34.4点,中央値(メディアン)は33点でした。なお,平均点では小数点第二位が四捨五入されています(以下同じ)。また,平均点と中央値とでは非受験者は除外されています(以下同じ)。

期末試験の点数表
最大 最小 平均 中央
試験合計(72点満点) 68 6 34.4 33
[1](自由と必然性)(18点満点) 18 0 6.5 5
[2](普及の加速)(18点満点) 18 0 10.8 12
[3](協業の利点)(18点満点) 18 0 10.6 11
[4](複雑/熟練)(18点満点) 18 0 6.6 6
ヒストグラム

以上,期末試験のみの結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです。

最頻値(モード)である33点を頂点として,ほぼ左右対称であるような釣り鐘。

2. 平常点

授業内小レポート

ビデオを観ての授業内小レポート(8点満点)は4回行なわれました(合計32点満点)。採点ポイントは以下の通り。

  • ビデオをきちんと見ていたか。(漠然とした抽象的な一般論しか書かれていないレポートは駄目)
  • 論評が論理的であったかどうか。(論評は感想・疑問でもOK。なお,論評が無くビデオの粗筋しか書かれていないレポートは減点)

詳しくは以下のページをご覧下さい。

その他,個々の回については,採点において以下のポイントを重視しました。

06月17日(電卓)
  • 電卓業界と半導体業界との両方を取り挙げているか
07月01日(鉄鋼)
  • 厚板工場の部分と生産管理の部分との両方を取り挙げているか
07月08日(アグリビジネス)
  • 到達点と課題(問題点)との両方を取り挙げているか
07月15日(大企業病と新興企業)
  • 新興メーカーの強みと限界との両方を取り挙げているか

なお,07月15日(大企業病と新興企業)の回には氏名が書かれていない感想文がありました。学籍番号は書かれていたので,ペナルティとして3点を引いた上で,採点して記帳しました。また,07月01日(鉄鋼)の回には氏名も学籍番号も書かれていない感想文がありました。これは採点しませんでした。

各小レポートの平均点(レポート未提出者および定期試験未受験者は除く)は以下の通り(小数点第二位四捨五入)。レポート提出者数(人)は実際の提出者の中から定期試験未受験者を除いたもの(平均計算の際の分母)。ただし[]の中に参考値として実際の提出者の人数を出した。

小レポートの平均点
レポート提出者数(人) 平均点(点)
06月17日(電卓)(8点満点) 88[89] 5.1
07月01日(鉄鋼)(8点満点) 93[93] 4.9
07月08日(アグリビジネス)(8点満点) 94[96] 5.3
07月15日(大企業病と新興企業)(8点満点) 101[104] 5.0

なお,レポートを提出していても期末試験を受験しなかった者については,「レポート提出者」としてカウントしていません。

リアクションペーパー

授業内レポートを課していない回には,随時,リアクションペーパーを受け付けていました。リアクションペーパー提出には最大3点のボーナス点を加点しました。

3点満点のリアクションペーパーの平均点等を掲載するのは無意味なので,その提出者数だけグラフで掲示しておきます。

04月15日は20人,04月22日は76人,04月29日は64人,05月06日は61人,05月13日は73人,05月20日は67人,05月27日は58人,06月03日は58人,06月10日は61人,06月24日は58人。

3. 成績評価の結果(総計)

成績評価は,(1)上記試験点数(72点満点)に,(2)ビデオを観ての授業内小レポート点数(各8点満点,合計32点満点)を加算したもの(合計104点満点)に基づき(試験点数の割合が約69.2%,小レポート点数の割合が約30.8%),これに(3)リアクションペーパーの点をボーナス点として加算して,行なわれました。

試験点数+平常点

以上の合計点は以下の通りです。

試験点数+平常点の総計
最大 最小 平均 中央
総計(104点満点プラスアルファ) 114.5 20.5 58.9 60.5
底上げ措置

底上げ措置は行いませんでした。

例外的措置

例外的な措置として,[試験点数+平常点]が

  1. 85点以上である場合にはS
  2. 70点以上85点未満である場合にはA
  3. 55点以上70点未満である場合にはB
  4. 40点以上55点未満である場合にはC

に切り上げました。

ヒストグラム

以上,試験点数+平常点の結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです(小数点以下は切り捨てています)。

最頻値(モード)である63点を頂点として,やや重心が右にある山。また,S(85点以上)をとった6名は,他の集団から隔絶しているように見える。

最終結果
成績分布
点数 人数 割合
S 6 4.5%
A 24 17.9%
B 43 32.1%
C 20 14.9%
D 20 14.9%
× 21 15.7%
成績分布の円グラフ