1. 期末試験そのものの結果

期末試験

受験者数は50人でした。期末試験(1問18点,計72点満点)の平均点は25.1点,最高点は56点,最低点は0点,中央値(メディアン)は21.5点でした。なお,平均点では小数点第二位が四捨五入されています(以下同じ)。また,平均点と中央値とでは非受験者は除外されています(以下同じ)。

期末試験の点数表
最大 最小 平均 中央
試験合計(72点満点) 56 0 25.1 21.5
[1](労働一般)(18点満点) 18 0 5.4 2.5
[2](市場社会)(18点満点) 14 0 4.2 4
[3](新生産方法の普及)(18点満点) 18 0 8.0 8.5
[4](複雑労働)(18点満点) 16 0 7.5 7
ヒストグラム

以上,期末試験のみの結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです。

最頻値(モード)である19点が頂点とする山と33点を頂点とする山とがあるように見える。全体的に,やや左に重心があるように見える。

2. 平常点

授業内小レポート

ビデオを観ての授業内小レポート(8点満点)は4回行なわれました(合計32点満点)。採点ポイントは以下の通り。

  • ビデオをきちんと見ていたか。(漠然とした抽象的な一般論しか書かれていないレポートは駄目)
  • 論評が論理的であったかどうか。(論評は感想・疑問でもOK。なお,論評が無くビデオの粗筋しか書かれていないレポートは減点)

詳しくは以下のページをご覧下さい。

その他,個々の回については,採点において以下のポイントを重視しました。

07月03日(電卓)
  • 電卓業界と半導体業界との両方を取り挙げているか
07月10日(鉄鋼)
  • 厚板工場の部分と生産管理の部分との両方を取り挙げているか
07月17日(自動車)
  • アメリカでの問題と日本での問題との両方を取り挙げているか
07月03日(AV
  • 他の追随を許さない性能による差別化戦略とパテント戦略との両方を取り挙げているか

各小レポートの平均点(レポート未提出者および定期試験未受験者は除く)は以下の通り(小数点第二位四捨五入)。レポート提出者数(人)は実際の提出者の中から定期試験未受験者を除いたもの(平均計算の際の分母)。ただし[]の中に参考値として実際の提出者の人数を出した。

小レポートの平均点
レポート提出者数(人) 平均点(点)
06月26日(電卓)(8点満点) 38[41] 4.7
07月03日(AV)(8点満点) 26[28] 6.1
07月10日(鉄鋼)(8点満点) 35[38] 5.2
07月17日(自動車)(8点満点) 42[46] 6.1

なお,レポートを提出していても期末試験を受験しなかった者については,「レポート提出者」としてカウントしていません。

リアクションペーパー

授業内レポートを課していない回には,随時,リアクションペーパーを受け付けていました。リアクションペーパー提出には最大3点のボーナス点を加点しました。

3点満点のリアクションペーパーの平均点等を掲載するのは無意味なので,その提出者数だけグラフで掲示しておきます。

04月17日は3人,04月24日は6人,05月01日は6人,05月08日は4人,05月15日は8人,08月22日は6人,05月29日は12人,06月05日は10人,06月12日は10人,06月19日は13人。

3. 成績評価の結果(総計)

成績評価は,(1)上記試験点数(72点満点)に,(2)ビデオを観ての授業内小レポート点数(各8点満点,合計32点満点)を加算したもの(合計104点満点)に基づき(試験点数の割合が約69.2%,小レポート点数の割合が約30.8%),これに(3)リアクションペーパーの点をボーナス点として加算して,行なわれました。

試験点数+平常点

以上の合計点は以下の通りです。

試験点数+平常点の総計
最大 最小 平均 中央
総計(104点満点プラスアルファ) 92 0 43.0 41
底上げ措置

底上げ措置は行いませんでした。

例外的措置

例外的な救済措置として,[試験点数+平常点]が

  1. 80点以上である場合にはS
  2. 65点以上80点未満である場合にはA
  3. 45点以上65点未満である場合にはB
  4. 30点以上45点未満である場合にはC

に切り上げました。

ヒストグラム

以上,試験点数+平常点の結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです。

最頻値(モード)は3であり,40点から43点までのあいだに並んでいる。中央値(メディアン)は41点である。全体は,それを頂上とする,やや重点が左にある山のように見える。また,S(80点以上)をとった3名は実際にはすべて87点以上であって,他の集団から隔絶しているように見える。

最終結果
成績分布
点数 人数 割合
S 3 4.8%
A 4 6.3%
B 12 19.0%
C 22 34.9%
D 9 14.3%
× 13 20.6%
成績分布の円グラフ