このページは,立教大学 経済学部 政治経済学2の2012年度の講義改善の私的アンケートのページです。
2012年度はこの講義については大学が実施する授業評価アンケートがありませんでした。そのような年度には,期末試験を利用して,私がこの講義の弱点として想定している項目を中心に私的アンケートをとるようにしています
私的アンケートの結果の公開の目的は,私側からも学生側からも,アンケートをとった学期の問題点を抽出するのとともに,アンケートをとった学期の次の学期の講義改善の状況を検証可能にするということにあります。
2013年05月24日:申し訳ありません。円グラフの画像をアップし忘れていました。
試験受験者数が36人だったのに,アンケートは35枚しか回収できませんでした。これはこちらの不手際でした。
本来は,もっと早目に公開するべきものです(せめて履修登録修正期間まで)。諸般の事情により,公開が遅れたことをお詫びします。
設問内の注意書き:講義に出席したことが無い方は何も記入しないで下さい。
選択肢 | 人数(人) | 比率(%) |
---|---|---|
A. 我慢できる | 26 | 74 |
B. 改善した方がいい | 4 | 11 |
無回答 | 5 | 14 |
選択肢 | 人数(人) | 比率(%) |
---|---|---|
A. 我慢できる | 10 | 29 |
B. 改善した方がいい | 20 | 57 |
無回答 | 5 | 14 |
選択肢 | 人数(人) | 比率(%) |
---|---|---|
A. 易しすぎる | 0 | 0 |
B. ちょうどいい | 15 | 43 |
C. 難しすぎる | 14 | 40 |
無回答 | 6 | 17 |
設問内の注意書き:ビデオを見なかった方は何も記入しないで下さい。
選択肢 | 人数(人) | 比率(%) |
---|---|---|
A. わかりやすかった | 21 | 60 |
B. 難しかった | 1 | 3 |
C. どちらとも言えない | 4 | 11 |
無回答 | 9 | 26 |
選択肢 | 人数(人) | 比率(%) |
---|---|---|
A. 明快だった | 17 | 49 |
B. 不明瞭だった | 1 | 3 |
C. どちらとも言えない | 7 | 20 |
無回答 | 10 | 29 |
選択肢 | 人数(人) | 比率(%) |
---|---|---|
A. 応えていた | 12 | 34 |
B. 応えようとしてはいたが結果がともなわなかった | 3 | 9 |
C. 応えようとしていなかった | 1 | 3 |
D. どちらとも言えない | 7 | 20 |
無回答 | 12 | 34 |
なお,「BとCの間」という回答が一つだけあった。この回答はCにカウントしておいた。また,無回答の中で「〔政治経済学〕1はとってないから答えられない」という補足をしたものが一つだけあった。
設問内の注意書き:今回は試験範囲には入らない,ポンド危機のビデオ説明の補足部分だけWeb上でナレーション入りのスライドショーを,(1) Flashムービー版,(2) Flashムービー版ZIPアーカイブ(オフライン閲覧用),(3) PowerPointスライドショー,(4) HTML5 Webアプリケーションの四つの形式で公開しました。この設問は,この(ビデオ説明補足用の)スライドショーを閲覧した方のみお答え下さい。
選択肢 | 人数(人) | 比率(%) |
---|---|---|
A. 自分の望んだ環境で視聴することができた | 10 | 29 |
B. 視聴することはできたが,自分の望んだ環境ではなかった | 1 | 3 |
C. 視聴することができなかった | 4 | 11 |
無回答 | 20 | 57 |
特に個人を特定しうるような回答はなかったと思うので,「もし時間があれば,その他あなたがこの講義について不満に思ったことがあればなんでもどうぞ」という項目に対する記述回答も公開する。その際に,──
ですます調をだである調に変更した。
そのままではわかりにくい記述には今井の判断でやや変更を加えた。そのような変更部分については,亀甲括弧〔〕でこれを明示した。
内容的に公開に問題ない限り,必ずしも不満が記述されたのではないような回答を含めて,すべての回答を公開するようにした。
個々の回答には,必要に応じて私のコメントを付した。なお,一部の回答については私のコメントが付されていないが,それは内容的に見て,情報不足でコメントしにくい,あるいは/およびコメントを要していないように思われるからであって,その回答を軽視しているわけではない。
もし時間があれば,上の設問でB, Cを選択した方は,視聴することができなかった環境(端末機器のハードウェアやOS)を大まかでいいのでお答え下さい(例:Androidスマートフォン,Mac OS X,iPad)と症状(例:音が出なかった)。あるいは,わからなかった作業手順をお答え下さい(例:Zipファイルの解凍の仕方がわからなかった,HTMLファイルの開き方がわからなかった)。
参考のため,それぞれの記述回答に対応する1.4.1 Web補講についての記述回答を挙げておく。
B. 視聴することはできたが,自分の望んだ環境ではなかった
ユーザー名・パスワードを入れても開かなかった。
Blackboardの問題については,メディアセンターに質問してください。
Blackboardが見ることができなかった。Mac OS X。
無回答
Blackboardの問題については,メディアセンターに質問してください。
C. 視聴することができなかった
Android。ファイルが開けなかった。
症状がわからないとなんとも言えません。もしZIPファイルを解凍することができなかったのであれば,ZIP版ではないFlashムービーへのリンクをタップしてください。もしZIP版ではないFlashムービーを開くことができないのであれば,HTML5 Webアプリケーション版へのリンクをタップしてください。もしAndroid上でHTML5 Webアプリケーション版を開くことができないのであれば,PC上で再生してください。
残念ながら,プログラムの対応状況によって,かなりややこしいことになっています(PC上のレガシーブラウザにおけるHTML5非対応,そしてスマートフォンの最新機種におけるAdobe Flash非対応)。一応,こちらとしては,複数の選択肢を用意し,その上で,環境ごとに推奨する再生方法と注意事項とをまとめております。
C. 視聴することができなかった
OSは分からない。ノートPC。
症状がわからないとなんとも言えません。特定のPCで使用できなかった場合には,大学の共用PCを使ってみてください。
その他あなたがこの講義について不満に思ったことがあればなんでもどうぞ
経済社会を抽象的に表現する意味を講義の初めに語って欲しい。現状,ワケのわからないというより,覚える意味のわからない文字列を暗記する科目になっている。
一応,初回に語ったつもりなのですが,なかなか理解されていないようですね。今後はもう少し工夫してみます。
キーワードについては,暗記するためのものではなく,あくまでも内容を理解するためのものです。つまり,もともと,キーワードそれ自体には覚える意味
なんてありません。小説でも,キャラの立ち位置や振る舞いが理解できれば,自ずと登場人物の名前など覚えてしまうものでしょう。従って,覚える意味のわからない文字列を暗記する
というのは,私が学生に内容を理解させるのに失敗したということに尽きるでしょう。もちろん,内容を理解させるのに失敗したということの一因は,現代社会を一般的=法則的に把握するということの意味を説明するのが不十分だったからでしょう。
パワーポイントで事柄を示す図がもっと多い方がわかりやすい。
Webがとても活用されていてとても進んだあるいは前衛的な授業であると感じられたが,欲を言えばもっと活用できる部分があるのではないかとも思った。例えばWebでの質問コーナー。
補足プリントが多いと感じた。可能な限り,普段のプリントに盛り込んで欲しい。
これは毎回出てくる要望です。が,補足プリントをメインのプリントに組み込んでしまうと,メインのプリントが本当にわかりにくくなります(もともと,学生からそのような要望があって,補足プリントを独立させるようにしました)。
可能な限り,普段のプリントに盛り込んで欲しい
という要望にはいろいろな理由があると思いますが,その中の有力なものは,どのプリントを使っているのか分からなくなるということでしょう。それについては,2012年度の政治経済学2の途中から,補足スライドに移る時には一呼吸おくようにしていましたし,2013年度からはメインのスライドの中に,次に使う補足スライドを予告するようにしています。
レジュメを多く配ることにより,どのレジュメをその講義に使っているか,また必要かが分かりづらかった。授業で使う分のレジュメをその都度に配った方が良いと思う。
2013年度から,講義で使う分のスライド配付資料を講義の冒頭で明示するようにしました。
ビデオの内容的に,感想やコメントが書きづらいと思った。