1. 期末試験そのものの結果

期末試験

受験者数は18人でした。期末試験(1問18点,計72点満点)の最高点は64点,最低点は15点,平均点は34.6点,中央値(メディアン)は35点でした。なお,平均点では小数点第二位が四捨五入されています(以下同じ)。また,平均点と中央値とでは非受験者は除外されています(以下同じ)。

期末試験の点数表
最大 最小 平均 中央
試験合計(72点満点) 64 15 34.6 35
[1](能力と欲望)(18点満点) 18 0 10.2 11.5
[2](管理労働)(18点満点) 18 1 8 8.5
[3](シュンペータの新結合)(18点満点) 12 0 3.1 0
[4](熟練労働と複雑労働)(18点満点) 20 6 13.3 13
ヒストグラム

以上,期末試験のみの結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです。

履修者が少なかったから,特に有意な傾向はないように見える。64点をとった学生は他の集団から隔絶しているように見える。

2. 平常点

授業内小レポート

ビデオを観ての授業内小レポート(8点満点)は4回行なわれました(合計32点満点)。採点ポイントは以下の通り。

  • ビデオをきちんと見ていたか。(漠然とした抽象的な一般論しか書かれていないレポートは駄目)
  • 論評が論理的であったかどうか。(論評は感想・疑問でもOK。なお,論評が無くビデオの粗筋しか書かれていないレポートは減点)

詳しくは以下のページをご覧下さい。

各小レポートの平均点(レポート未提出者および定期試験未受験者は除く)は以下の通り(小数点第二位四捨五入)。レポート提出者数(人)は実際の提出者の中から定期試験未受験者を除いたもの(平均計算の際の分母)。ただし[]の中に参考値として実際の提出者の人数を出した。

小レポートの平均点
レポート提出者数(人) 平均点(点)
05月30日(電卓)(8点満点) 15[15] 4.1
06月13日(コンピュータ製鉄)(8点満点) 13[13] 4.1
06月20日(スマートアグリ) (8点満点) 12[12] 5.2
07月04日(大企業病と新興企業)(8点満点) 16[16] 5.0
07月11日(IoT)(8点満点) 13[14] 5.2
07月18日(JIT)(8点満点) 16[16] 4.0

なお,レポートを提出していても期末試験を受験しなかった者については,「レポート提出者」としてカウントしていません。

リアクションペーパー

授業内レポートを課していない回には,随時,リアクションペーパーを受け付けていました。リアクションペーパー提出には最大3点のボーナス点を加点しました。

3点満点のリアクションペーパーの平均点等を掲載するのは無意味なので,その提出者数だけグラフで掲示しておきます。

04月18日は3人,04月25日は7人,05月09日は11人,05月16日は10人,05月23日は7人,06月06日は5人,06月27日は9人。

3. 成績評価の結果(総計)

成績評価は,(1)上記試験点数(72点満点)に,(2)ビデオを観ての授業内小レポート点数(各8点満点,合計48点満点)を加算したもの(合計120点満点)に基づき(試験点数の割合が60%,小レポート点数の割合が40%),これに(3)リアクションペーパーの点をボーナス点として加算して,行なわれました。

底上げ措置(平均点の調整)

満点に占める平均点の割合は,定期試験では48.1%(34.6/72)であるのに対して,授業内小レポート(ビデオ感想文)では44.8%(21.5/48)でした。両者はほぼ同じであると私は判断しました。そこで,どちらにもウェイトを掛けずに,単純に両者を合計しました。

従って,実際には,成績評価は,(1)上記試験点数(72点満点)に,(2)ビデオを観ての授業内小レポート点数(48点満点)を加算したもの(合計120点満点)に基づき,これに(3)リアクションペーパーの点をボーナス点として加算して,行なわれました。

試験点数+平常点

以上の合計点は以下の通りです。

試験点数+平常点の総計
最大 最小 平均 中央
総計(120点満点プラスアルファ) 119.5 25 60.7 61.25
例外的措置

例外的な措置として,[試験点数+平常点]が

  1. 80点以上である場合にはS
  2. 70点以上80点未満である場合にはA
  3. 50点以上70点未満である場合にはB
  4. 30点以上50点未満である場合にはC

に切り上げました。

ヒストグラム

以上,試験点数+平常点の結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです(小数点以下は切り捨てています)。

全体的に散らばっている。ただし,最高点(119点)は他の集団から隔絶しているように見える。またそれほどでもないが,第二位(88点)は第三位以下からやや離れているように見える。

最終結果
成績分布
点数 人数 割合
S 3 15.0%
A 2 10.0%
B 8 40.0%
C 3 15.0%
D 2 10.0%
× 2 10.0%
成績分布の円グラフ