1. 期末試験そのものの結果

期末試験

期末試験(70点満点)の平均点は42.9点(小数点第二位四捨五入──非受験者は除外),最高点は70点,最低点は20点,メディアンは40点でした。

ヒストグラム

以上,期末試験のみの結果のヒストグラム(=度数柱状図)は以下のとおりです。

20点から70点まで。各得点の最大人数は3人。25点を頂点とする山,40点を頂点とする山,65点を頂点とする山という三つのグループがあるように見える。

2. 成績評価の結果(総計)

成績評価は,上記試験点数(70点満点)に,下記小レポート点数(各10点満点,合計30点満点)および底上げ点(一律11点)を加算したものに基づいて行なわれました。

小レポート

小レポートは3回行なわれました。各小レポートについて,最低点を1点,また最高点を10点として評価しました。採点ポイントは以下の通り。

  • ビデオをきちんと見ていたか。(漠然とした抽象的な一般論しか書かれていないレポートは駄目)
  • 論評が論理的であったかどうか。(論評は感想・疑問でもOK。なお,論評が無くビデオの粗筋しか書かれていないレポートは減点)

各小レポートの平均点(欠席者は除く)は以下の通り(小数点第二位四捨五入)。

小レポートの平均点
06月17日(半導体) 6.9点
07月01日(鉄鋼) 6.5点
07月08日(自動車) 6.4点
期末試験+小レポート

私としては平均点が70点程度になるように,講義を行い,テストを作成しました。しかし,上記テストの平均点に小レポート点を加算したものは59.1点(小数点第二位四捨五入)にしかなりませんでした。

底上げ措置

そこで,試験受験者全員に一律に11点を加算することになりました。

平均点のまとめ
試験点数(70点満点中) 42.9点
試験点数+小レポート点数(100点満点中) 59.1点
試験点数+小レポート点数+底上げ点(111点満点中) 70.1点
例外的救済措置
  • [試験点数+小レポート点数+底上げ点]が40点以上60点未満である場合には,例外的な救済措置として,60点(合格点)に切り上げました。

学生間で点数差がかなりはっきり出た試験でした。その上で救済措置を行ったから,SとCとがやたらと多い成績表になりました。

うーん,40点以上を合格点にしちゃったのは甘すぎたかも。政治経済学2はもっと厳しく採点します。